たばこっていいよね、それとは別にやめた方がいいという話

たばこっていいよね、それとは別にやめた方がいいという話

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TechnoTUT Adcal2024
Published
December 9, 2024
Author
hiziki
Description
たばこってなんや
この記事はTechnoTUT Advent Calendar2024 9日目の記事です。
 

はじめに

こんにちは、ひじきです。
イベントで後輩にハラスメントをしたため、謹慎中です。
 
今回はサークルで一番たばこを吸っているであろう(不名誉)私がたばこの良さと吸ってないなら吸わないほうがいいという話を書きます。
 
念のため書いておきますが、未成年喫煙は法律で禁止されているほか、喫煙は健康上の害が極めて大きく、歯周病や癌その他の疾患になるリスクを高めます。
この記事は皆さんに喫煙を勧める意図はないことを前提にお読みください。

たばこの種類

 たばこといっても、摂取方法によって様々な呼び名があります。
  • 水たばこ(シーシャ)
  • 噛みたばこ
  • 嗅ぎたばこ
  • 葉巻
  • 煙管(キセル)
  • 紙たばこ
こんな感じで多種多様な摂取方法があり、嗜好品として長く楽しまれていることがうかがえます。
それぞれの特徴を簡単にまとめていきたいと思います。

水たばこ(シーシャ)

たばこの葉を乾燥させたあと、水にさらしニコチンを抜き、シロップなどに漬け込み香りを付けた葉を燻して出た煙(燃やしていない)を水を通して吸います。
ニコチンは水に良く溶けるので、摂取できるニコチン量は他の方法に比べてとても少ないです。
しかし、燻しているため不完全燃焼が起きるため一酸化炭素が出やすく、長時間喫煙できるため酸欠になることがあるようです。

噛みたばこ

文字通り奥歯にたばこの葉と詰めて噛みながら唾液にニコチンを溶かして口腔摂取する方法です。
前述の通り、ニコチンは水に良く溶けるので唾液を飲み込むとニコチンの過剰摂取によりぶっ倒れます。MBLの選手がよく唾を吐いているのはこれです。

嗅ぎたばこ

たばこの葉を微細に砕き、少量を鼻から吸い込み鼻の粘膜からニコチンを摂取します。
鼻の粘膜は人間の粘膜のなかでも、非常に繊細で敏感なので慣れるまでは鼻の中を針で刺されるような痛みがあります。

葉巻

上質なたばこの葉を集めて、たばこの葉で巻いたもので、火をつけて口腔喫煙で楽しみます。
太く、煙がまろやかで上品な味が特徴です。
助燃材が入っておらず、吸ってないと消えます。ゆっくり燃えるので長く楽しめます。灰皿だったりシガーライターだったり用意するものが多いです。
フィルターがないため肺に入れるとタールが濃すぎてぶっ倒れます。

煙管(キセル)

日本伝統の喫煙方法で、海外には似たようなパイプ(たばこ以外を吸うものも含まれる)という文化があります。
これはたばこを管の先に詰めて火をつけて吸います。こちらもフィルターがないので口腔喫煙で楽しみます。
管は長いと煙が冷えて味がわかりやすくなります。

紙たばこ

日本で一番ポピュラーなたばこです。たばこの葉とフィルターを紙で巻いて、たばこの葉に火をつけることで煙を吸って楽しみます。
フィルターがあるので肺に入れても問題ありません。肺に入れて楽しむモノです。口腔喫煙(フカシ)では本来の味と違い不味いです。
気軽に吸えてメンソールやフレーバーなど多種多様な味があります。今回はこの紙たばこについて書きますが、デメリットはどのたばこもさして変わらないのでご参考までに。

たばこの良さ

たばこっていいよね。喫煙者の方々はこれだけで伝わると思うんですけど、具体的に何がいいかということを書いていきます。

たばこの味

 たばこの味は後天的味覚なので、はじめは当然おいしくないです。
 まず、肺に空気以外の異物を入れようとしているわけですから、当然拒絶反応が起こるわけで肺には入りません。前述の通り口腔喫煙だとおいしくないです。最悪のダブルパンチ。
 しかし一度吸えるようになるとたばこの香りや甘さ、奥ゆかしさなどの魅力に憑りつかれてしまうわけです。
 最近はたばこの種類も増えまして、レギュラー(伝統的なたばこ)やメンソール(吸うと清涼感あふれるやつ)、フレーバーメンソール(果物などの味が付いたメンソール)、フレーバー(様々な味付けがされた清涼感のないもの)など多種多様な味から選べるようになっています。自分の好みを探すのもまた楽しみの一つです。

コミュニケーションツール

 音楽技術部の皆さんはクラブに行ったことがある方も多くいると思いますが、大体のクラブはたばこが吸えます。(イベントごとに違うので要チェック)
喫煙者同士であれば、吸っている銘柄を聞くことで話題を考えなくても取り合えず話しかけるということが可能になります。そこから一本交換したり、話題の広がり方なんて無限大です。人脈が喫煙コミュニティの中で広まります。

ストレス発散

 たばこを吸うと大体のことは許すことがます。服に吐かれても、10本くらい吸えばなんか許せる気がしてきます。イライラしたらたばこを吸うとスッキリして落ち着けます。一回5分でできる実用的なアンガーマネジメントですね。

時間つぶし

待ち合わせにちょっと早くついてしまった、乗り換えが15分くらいあって微妙、など絶妙に何をするにも短い時間ってあるじゃないですか。1本5分のたばこってちょうどいい時間つぶしになります。

気持ちの切り替えが簡単

たばこに含まれるニコチンには軽い覚醒作用があります。これを利用して、眠気覚ましだったり、中だるみが起こった時にたばこ休憩を挟むことで気持ちを切り換えたりできます。

たばこのよくないところ

ここまでたばこのいいところを書いてきましたが、当然いいところもあれば悪いところもあります。世知辛いね。
そんなたばこの悪いところを書いていきます。

依存性

 まず挙げられるのが依存性ですよね。当然私も依存しているわけですが、ニコチンやタールには依存性があり、一度依存してしまうと抜け出すのは容易ではありません。
 また、薬物濫用防止教室などで見たこともあると思いますが、薬物というのは耐性が付きます。たばこも同様に耐性が付くため、喫煙量は単調増加です。微分係数は必ずプラスです。

疾病リスクの増大

 たばこにはタールをはじめとした有害物質がふんだんに含まれています。そのため、前述したように歯周病や癌のリスクは増大するほか、心筋梗塞や虚血性心疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、脳卒中になるリスクも高めます。ガチで健康寿命が縮みます。人生を吸っています。

値段

 高いです、たばこ税が。~~ 俺は高額納税者だぞ ~~たばこの値段は年々上がっていきます。健康上よろしくないので新しい喫煙者は増やしたくないが、税収は維持したい、しかし喫煙者どもは早死にする。そうだ、税率上げちゃえ♡(天才メスガキ)
 私は一か月に一万円程度がたばこに消えています。曲を買え曲を。DTMerの方々はプラグインやサンプルパックでも可。有用な使い道があります。俺は全部買う(強欲)。

体力の著しい衰え

 たばこを吸うようになってから、明らかに体力が衰えました。走るのがとてもつらいです。日常の階段の上り下りですら結構きます。激しい運動をすると肺がヒューヒューなります。

非喫煙者からの見られ方

 もちろん副流煙をまき散らす、ク〇喫煙者の方々を見る目は優しいものではありません。
 喫煙者でもないのに副流煙浴びて疾病リスク上がるなんて非喫煙者にとってデメリットしかないですからね。非喫煙者との交流は減ります。結構つらいです。

時間の浪費

 当然依存していますから、定期的に吸わないと気がすみません。朝起きて一本、各ご飯の後に一本(3本)、風呂上りに一本、寝る前に一本、研究の合間に一本~~たばこ休憩なんてなんぼあったっていいですからね~~
私で1日10本前後吸います。これからもきっと減ることはありません。
 
 このようにたばこなんて百害あって一利なしとは言いませんが、害は非常に大きいです。吸ってないならやめよう。本当に。
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